夫からの浮気調査依頼(親権編)
最近では男性(夫)からの浮気調査の依頼が増えています。
これは女性も男性同様、仕事をしている人が増えたことに要因があると思われます。
殆どの方が浮気相手との出会いが職場にあるからです。
男性からの依頼理由は様々ですが、その中で目立つのが「親権を勝ち取りたい」との理由です。
親権を決める基準としては下記などが述べられます。
(1)子どもに対する愛情
(2)収入などの経済力
(3)代わりに面倒を見てくれる人の有無
(4)親の年齢や心身の健康状態など親の監護能力
(5)住宅事情や学校関係などの生活環境
(6)子どもの年齢や性別,発育状況
(7)環境の変化が子どもの生活に影響する可能性
(8)兄弟姉妹が分かれることにならないか
(9)子ども本人の意思
然しながら、親権は無条件で母親が有利なのが現状でこれからも変わりはないでしょう。
それではなぜ、親権問題に浮気調査が関係するのか。
浮気自体は夫婦間の問題であり、子供とは無関係ではありますが、子供の福祉や子供に対する愛情、環境の変化による子供の生活影響を考えると無関係とは言えません。
例えば、親に子供を預けて男性と浮気をしていたり、夜中に浮気をしているなどであれば子供への愛情を疑われます。
又、離婚後、その浮気相手と再婚ともなれば環境の変化により子供に与える影響もよくありません。
子供は、両親が一緒にいることが何よりも幸せであるのに片方の非(浮気)が理由で離婚。
その離婚を決定づける理由である浮気をしている母親に親権を委ねていいのでしょうか?
自分の欲のために、子供や家族を犠牲にする人に大事な子供の将来を託せるとは考えられません。
このような状況でお客様(父親)が必死になり、言われます。
「慰謝料なんかいりません・・・しかし、親権は絶対に相手には渡せません」
母親が断然に有利な親権問題で相談時、当然に浮気の証拠もありませんので、父親が親権を勝ち取れるのはほぼ0%と言っても過言ではありません。
私たちはこのような相談を受けるとなんとしてでも親権を勝ち取って頂きたいという思いが溢れてきます。
では過去の例で実際はどのようになったのでしょうか?
2012年度の浮気調査の案件の中で上記のように「親権をとりたい」との意向で受調して件数は熊本本社で8件でした。(当然、対象者(母親)は断固として親権を譲る気はない状況です)
その中で実際に浮気をしていた案件は7件。
当社が取得した証拠を元に協議離婚で親権を争われた方は4件、調停離婚1件、裁判離婚2件でした。
それでは実際に依頼者(父親)が親権を勝ち取られた方は、ずばり6件です。
これは私たちが言うのもおこがましいですが率直に凄い事と思います。
依頼を受けた当初は私たちの見解で依頼者(父親)が親権取得はほぼ0%でした。
もし、ご自身や、まわりのかたで親権を諦めている父親がおられるのであればぜひご相談ください。
探偵U
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